第11回:ネーミングと「タグ」の魔力 ――名前は価値を検索可能にする

岐阜の山奥にあるただの農業用ため池が、連日人が押し寄せる観光地に変わってしまった。そこに立派な施設が作られたわけではありません。ただ「モネの池」という数文字のタグが与えられただけなのです。現実の風景は1ミリも変わっていないのに、名前一つで価値が検索可能になり、世界からの見え方が激変してしまうと思いませんか。
塚崎秀雄 2026.05.08
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【現在地:幸せの循環モデル】

第3部【共有】の3回目です。前回は、来訪のきっかけを作る時間(マジックアワー)のデザインについて話しました。今回は、その場所がSNSで拡散され、検索されるために極めて重要な名前(ネーミング)の戦略について解説します。

【発見】→【誇り】→ 【共有】 →【経済】→【還元】 ↻

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【前回の振り返り】

第10回では、「いつでもいい」というアピールが機会損失を生むこと、そして「時間(夕暮れなど)」を指定することで来訪動機と経済効果(宿泊)が生まれることを解説しました。しかし、いざ行こうと思っても、その場所に「名前」がなければ、カーナビにも入れられず、SNSで検索することもできません。今回は、存在を定義する「言葉」の魔力についてお話しします。

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