第10回:受け入れ設計と時間のデザイン ――混雑を分散させ、撮影体験の質を上げる
「いつでも美しい」は、今行く理由を奪っているかもしれません。
「11月の夕暮れ」のように時間を限定して人を動かしつつも、年に数日の絶景に依存しては観光ビジネスとして成り立たないですよね。スマホで誰もが撮れる受け入れ環境を作りつつ、別の時間帯にも小さな希少性を散りばめる。そんな時間のデザインを少し考えてみませんか。
「11月の夕暮れ」のように時間を限定して人を動かしつつも、年に数日の絶景に依存しては観光ビジネスとして成り立たないですよね。スマホで誰もが撮れる受け入れ環境を作りつつ、別の時間帯にも小さな希少性を散りばめる。そんな時間のデザインを少し考えてみませんか。
塚崎秀雄
2026.05.01
読者限定
【現在地:幸せの循環モデル】
第3部【共有】の2回目に入ります。地域の価値を外の世界と分かち合う。口で言うのは簡単ですが、この「共有」の質こそが次の「経済」を動かすエンジンになるのではないでしょうか。
【発見】→【誇り】→ 【共有】 →【経済】→【還元】 ↻
***
【前回の振り返り】
第9回では、SNSで共感を生むにはきれいなだけの写真では不十分であり、見る人が私にも撮れそうと感じる参加・再現の余地も重要であることを解説しました。
今回は、この関与の動機を、いつか行きたいから今すぐ行きたいに変えるための時間の戦略についてお話しします。
※本連載は無料ですが、第二回からはメールでの登録が必要となります。また、メール登録をいただいた方には東京カメラ部から地方創生に関連するメールが送信されることがあります。